学生やってくぞ2021
ハロートナミです。
n年ぶりに合格通知書見ました。
合格したので、2021年春より放送大学へ入学し、学生としてやっていきます。
放送大学とは
物凄く簡単に言うと、必要資格(高卒等)があれば誰でも入れる大学です。
特殊な学校ではありますが、「文部科学省に設置認可された正規の大学」であり、正真正銘の(?)大学です。
入学方法は入学金と在籍期間によっていくつか種類があるのですが、最も長期間在籍出来る全科履修生として入学予定です。
よって、春からトナミは社会人学生で、飽きなければこの後10年間学生です。対戦よろしくお願い致します。
なんで入学したか
勉強したかったからです。
これは結構真面目な話で、先日Flutterでメトロノームを書いた時に友人から
結局は、正確なタイミングで音を鳴らそうと思うと、もう、事前にaudio ifのハードウェア側にある何らかのバッファに事前に波形を書いておいて、それをaudio if側が持っているタイマというかクロックに合わせて読み出す、ということをする必要がある
いまのとなみ氏のコードって、音を鳴らしたい時間になってから、焦ってaudio if のバッファに何かを書き込む、というコード
という説明をしてもらいました。
これは私にとって、説明されれば理解出来るけど、自分では辿り着けず、対処も出来ない。ぐらいの難易度の話でした。自分はパソコンから音が鳴る時に何が起きてるか良く分かっていない。だから「タイミング良く音を鳴らしたい」という自分の思いを実現出来ない。コンピュータの基礎が分かってないから実装出来ない。
Flutter(Dart)でどう書くのか?以前に、何が問題なのか?何をすれば目的を達成するのか?が着想出来ないのです。
これではエンジニアとしてはド3流も良いところです。
以前からずっと、コンピュータについて分からない事が多いと思っていました。電源ボタンを押してからOSが立ち上がるまで何が起こるのか、マウスやキーボードをUSBで繋いでから動くようになるまで何が起こるのか、私がコンソールに`python helloworld.py`と打った後、`hello world!`と出力されるまでの間に何が起こるのか……。何となくの断片的な知識ばかりで、どれもまともに説明出来ません。
今までは仕事でも趣味でも高級言語を書いてばかりでしたから、低レイヤの知識や技術はより高いレイヤがマスクしてくれました。だから今まで働く事が出来ました。しかし、遂に自分のやりたい事が出来ない事態が起こりました。自分の技術力の低さに対面する時が来たのです。悲しいので勉強する事にしました。
何を勉強するのか
基本的にはこれまで書いた通り、コンピュータサイエンスの基礎を履修するつもりです。
卒業を目指す訳ではないですし、働きながら履修する前提も意識しつつ、とりあえず前期は3科目の授業登録をしました。
- コンピュータの動作と管理
- データ構造とプログラミング
- コンピュータとソフトウェア
の3つです。
一番楽しみなのはコンピュータの動作と管理で、シラバスには
パソコンや家電に組み込まれるマイコンなどを例にしながら、コンピュータの基本的な動作、オペレーティングシステムが持つ機能、コンピュータの利用について学ぶ
とあります。今まで感じてきた疑問を解消するいい機会だと思って頑張ります。
データ構造とプログラミング、コンピュータとソフトウェアについては、曲がりなりにもソフトウェアエンジニアとして働いている自分には復習のような内容です。シラバスを見る限り、授業の内容は殆ど独学で学んでいますが、いい機会だし教育として受け直してみようと思っています。
データベースに関する単元もあるようなので、後期はそのあたりを狙っています。
今後について
エンジニアは生涯勉強する生き物だと言いますが、自分は今までやってこなかった分、輪をかけて勉強せにゃならんな、という気持ちでいっぱいです。
放送大学は面白そうな授業をつまみ食いしつつ、のんびり生涯学習のお供にしていく予定です。
その他では、もう一度AtCoderに入門したいのと、プロマネの手法とかなんやらに興味があります。あとNode.jsでサーバー立ててみたい。
やりたい事がいっぱいあるのは良いことですね。頑張ってやっていきましょう。
おしまい